本校で取得できる資格について

 本校では様々な資格取得を 手厚く支援しています。

○資格を取得すると次のようなメリットがあります。

1 就職へ向けた実践的な知識・技術が習得できます。
2 進学における推薦制度で活用できます。
3 高度な資格を取得すると実社会で高く評価されます。
4 達成感や意欲の向上につながります。

○本校で取得を支援している資格は大きく分けて2種類あります。

商業高校生を主たる対象とした検定(全国商業高等学校協会主催の検定:略して全商)

商業高校生として必要な知識・技術を問う検定です。
3級から1級まであり、特に1級を複数取得すると、就職や進学の際に高い評価が得られます。
 令和5年度の本校の実績
  1級5種目以上取得  2人
  1級4種目以上取得  7人
  1級3種目以上取得 10人


 <本校の状況 >

・商業高校生として基本となる検定(簿記2級、情報処理2級、商業経済3級、英語等)は全員が受験し、それ以外は希望者が受験します。
・生徒には年間計画と到達目標を示し、検定前には受験級別に放課後講習や個別指導を実施して合格を支援しています。
・簿記部、珠算部、ワープロ部、コンピュータ部では資格取得と同時に商業関係大会の入賞を目指して切磋琢磨し、人間力を育みます。

一般的な資格

高校生に限らず誰でも受験でき、国家資格・公的資格・民間資格の3つに分けられます。
社会的な評価が高い資格を取得すると就職や進学の際に大変有利になります。

検定・試験の名称 主催 概要と本校の状況
日商簿記検定
2級〜3級
公的資格
(日本商工会議所主催:略して日商)
企業の経営成績や財務状態などが把握できるようになります。合格率は2級約20~30%、3級約50%。本校では、希望者に放課後講習や外部講師による特別講習会を実施しています。令和5年度の合格者数は2級6人、3級17人です。
情報処理技術者試験
(基本情報技術者試験)
国家資格
(経済産業省主催)
情報処理技術者としての知識・技能の水準を認定します。合格率は約15%と難関。本校では、情報処理科の希望者の受験を支援しています。合格者は毎年数名程度です。
情報処理技術者試験
(ITパスポート試験)
国家資格
(経済産業省主催)
「情報処理技術者試験」の一区分で、IT分野に関する基礎知識があることを証明します。合格率は約30%。本校では情報処理科とコンピュータ部の希望者の受験を支援しています。
実用英語技能検定
2級〜3級
公的資格
(日本英語検定協会主催)
希望者に検定前に放課後講習を実施しています。令和5年度の合格者数は2級1人、準2級8人です。
日本漢字能力検定
2級〜3級
公的資格
(日本漢字能力検定協会主催)
検定前には朝自習の時間に取り組み、受験を推奨しています。

資格取得により ・・・

上級資格を有していることが出願や学費免除の条件となっている大学があります。また、進学だけでなく就職の際にも、日商簿記検定やITパスポート試験に合格していることを重視する企業もあるため、資格取得により進路選択の幅を広げることができます。

・弘前大学 人文社会科学部 社会経営過程(総合型選抜T)
・青森公立大学(学校推薦型選抜、総合型選抜)
・岩手県立大学 ソフトウェア情報学部(学校推薦型選抜)
・福島大学 人文社会学群 経済経営学類(学校推薦型選抜T)
・東北学院大学 経営学部 経営学科(指定校推薦)
・立命館大学 経営学科 経営学科(指定校推薦)
・八戸学院大学(学費免除)
・八戸工業大学(学費免除)
・金融機関等への就職
・企業の一般事務職への就職
・IT関連企業への就職  など