青森県立八戸商業高等学校ホームページにアクセスしていただきありがとうございます。

 本校は、今年で97周年を迎える歴史と伝統のある商業の専門高校です。地域の皆様に支えられながら、地元の経済を担う商業人のみならず、幅広い分野で活躍する人材を数多く輩出してきました。令和5年度には、これまでのキャリア教育の実践に対し評価をいただき、キャリア教育優良校文部科学大臣表彰を受賞しました。
 令和6年度、本校はさらなる飛躍とともに特色ある学校づくりに向け、ビジネスの場面で役立つ知識と技能の習得はもとより、以下の五ヶ条を掲げ実践します。

       令和6年度 八商学びの五ヶ条       
1 校訓「自主・明朗・規律」を規範とし、行動力を高めます。

 *社会の変化に「自主」的に関わり、感性を豊かに働かせながら「明朗」に人とのつながり
 を築きます。未来を創造し、社会や人生をよりよいものとするために「規律」に即して考え、
 人間力を養います。

2 好きなことを得意な領域へと高め、誰かが必要とする形に整えます。そこに利益を生み出
 すことで新しい価値を創出します。

 *高度資格取得、課題研究における商品やアプリケーションソフトウェア開発、それにとも
 なうフィールドワーク、高大接続事業を通して実践学習に取り組みます。(課題研究は、専
 門教科「商業」の科目のひとつです)

3 学校行事「八商バザー」(販売実習)や職場体験実習を通して地域の方と交流し、地域の
 ニーズを知ることで『欲求と思考のイノベーション』をおこします。

 *「商品を売る喜び、商品を買ってもらえる喜び。−商品に心を込める−」をモットーとし、
 立場を変えて考える学びにより自己を成長させ、他者貢献へと向かいます。(本校では、利
 己から利他へと意識の転換をはかることを、欲求と思考のイノベーションと表現し、キャリ
 ア教育の根幹としています)

4 思考のスタートに必要な『質問力』を高めることで、考える力とコミュニケーション能力
 の同時向上をはかります。

 *コンピテンシー型(能力育成型)教科横断授業において、「質問づくり」の手法を用い
 て生涯学び続ける態度を養います。この教科横断学習と課題研究との往還をはかることで、
 課題研究における仮説と検証のスパイラル学習を深めます。

5 自身に関わる事項について、意見を表明する態度を身に付けます。

 *令和5年度より、生徒による自治的活動グループ「校則レンジャー」が結成されました。
 意見を表明する機会が確保されたことにより、生徒の生徒による生徒のための校則見直し等
 の取組を始めています。

【中学生の皆さんへ】
 本校は、「商業科」と「情報処理科」の二つの学科を有し、「就職」「進学」の両方に対応した教育課程のもと、課題研究や高度資格取得等を通して皆さんの希望進路の達成を全力でサポートします。是非とも八戸商業高校を見学し、学習環境を体感してみてください。
  「自ら問を発し 自ら答を導き 未来を創造する」
 よりよい社会と幸福な人生の創り手になることを、商業教育の中に質問力を高める実践を取り入れた本校での学びを通して、一緒に目指していきませんか。
令和6年4月 校長 田島 博文

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